「M子のうまっぷオフ会リターンズ」 第120回 サルシカ隊がいく

投稿日: 2010年12月11日(土)23:56


テキスト:M子

皆様、覚えていらっしゃるでしょうか。
6月に、M子が愛する割烹『やまき』にて開催された、通称『M子会』。
そこでは色恋の話など一切なく、ただひたすら、繰り出されるお料理の数々に立ち向かうのみ・・・!
『食』を楽しむためだけに集う人々・・・。

そして11/27。
なんと、5ヶ月の時を経て、再び実現と相成りました。
なぜこの日かというと。
姉・ゆかりが津ぅに来ると決まったからです。

「次回M子会を開催するのならば、やはりゆかり姐さんの来津に合わせねば・・・!」

主催者やまぴーさんと実妹の、一致した見解でございました。

場所はもちろん『割烹やまき』さん。
メンバーは、幹事のやまぴーさん、Mポン太女史、タッキー師匠、エミちゃん、ゆかり姉、そして隊長とM子。
総勢8名。

大将による歓迎の短冊が。
嬉しい!!!

あ、先に言っておきますが、今回は人物の画像が全くありません。
お料理画像のみ!
何て言うかもう・・・全員開始時間10分前には揃っているは、お腹はクルックルだし喉はカラッカラだし・・・。
余裕ナッシングだったんですよ!
M子会の模様を撮っていた方(○○○ーさん)、画像提供ヨロシク☆

というわけで。
さあ、食の祭典にレッツラゴー!
あ、やまきのおかあちゃん、間違いがあったらご指摘お願いします。

まずは、それぞれの席にこんな感じでセッティングされており。
先付けやら蓮華やらとんすいやら・・・期待が高まります。

その先付。
左から、自然薯磯辺揚げ・間引きニンジンの白和え・むかごの味噌漬け。
いきなり全部美味しい・・・。
自然薯&むかごは、大将自ら採って来たもの。
自然薯は『山のお餅』です。
土の香りがして、ムッチムチ。
この後、大活躍しましたですに。

お造り。
真珠貝の貝柱に本鮪に〆鯖に・・・カンパチかハマチ?
〆鯖はもともと大好物なんですが、これは危険な味!
生の脂と〆た酢のあっさり感が同居しているんですよ。
これなら私、一尾イケますね。

帆立の西京焼き。
しっかり西京味噌に漬かっていつつ、なのに真ん中はほんのりレア。
派手さはいらない、じっくり美味しければ・・・という味です。

これこれ!
地味な見た目に反して、今回のシャイニングスター!
『薯蕷(じょうよ)蒸し』。
平たく言うと、自然薯を使った茶碗蒸し。
熱々でとろとろで出汁の味を堪能しつつ・・・具が。
火が通りたてプリップリの牡蠣と、サクサクの百合根と祖父江の銀杏と、プリプリ海老。
これは絶句するほど美味しかったです。
たまたま余った1個をめぐって、恋の鞘当て以上のバトルが展開されましたよ!
具体的に言うと、薯蕷(じょうよ)蒸しをゲットしたい女子3人(エミちゃん・ゆかり姉・M子)が、目をつぶったまま器に蓮華を突っ込むという暴挙。
私は牡蠣と百合根をゲットできたので、大満足。

烏賊真薯の利休揚げ。
千利休が胡麻好きだったため、胡麻を使った料理には『利休』と名の付くものが多いそうです。
おおっと、余りある知識が、つい溢れ出てしまった・・・。
って、この日やまきの大将に教わったのですが。

元の烏賊よりも弾力と旨味が凝縮されている感じ。
胡麻の香ばしさが良く合います。

鰻の飯蒸し。
姉がこよなく愛していると知っている大将の、心遣いでしょか。
前回よりも柔らかく蒸しあがっていて、個人的にはこちらの方が好み。
ご飯物なのに、お酒に合うのが不思議です。

牡蠣コロッケ。
去年の冬も食べたはずなのに・・・。
なのに・・・・・・お、美味しすぎる!!!
断面を見てお分かりの通り、牡蠣!牡蠣!
「美味しいったって、牡蠣でしょ。苦味もあるんじゃないの?」
などと思う方。
とにかく一度食べて下さい!
旨味100%!
初めて食した姉が、悶絶していました。
「食べ終わるのが勿体ない・・・」と、最後のほうまで残しておりました。
こんなところで『勿体ない精神』を出すな。

白子饅頭・・・だったかな。
ちょっと自信がありません(汗)
あんの緑は、ニンジンの葉っぱ。
不思議な風味がして、何と言うか・・・アンの味を引き締めてくれている感じです。

鰻と自然薯の博多蒸し。
美味しくないわけないですよ!!
にしても、自然薯大活躍。
鰻より芋の方が歯応えがあるなんて・・・。
精力的にもええんちゃうの~、うへへ。
と、この場にいた全員が思ったに違いありません。

これ、お料理名は何だったんでしょか。
味噌味の出汁にゆるゆるの自然薯団子が。
熱々でネギや茸や自然薯・・・全部の旨味が出た汁が、めちゃめちゃ滋味深い味わいです。

で、やっぱりまた食べちゃうのね~。

松阪肉の塩焼き。
がっつり肉をいただかないと、終われない私達。

ほら、ここ!
壁紙に設定するところですよ!
全面肉!肉!肉!
溢れ出る肉汁が輝いています。

海老の頭で出汁をとったお味噌汁と、とどめの自然薯ご飯。
お味噌汁が甘い!
甘くて深いので、このまま飲むおつまみになるくらいです。
しかし、ここまでで既に、
ビール→日本酒→ワイン→どぶろく→焼酎
と飲み進んでおり、流石にもう飲めません。

で、自然薯ご飯はというと。
薄めのお出汁で伸ばした自然薯が鄙びた味わい・・・そこにイクラの濃厚な塩分がパンチを効かせてます。
お腹いっぱいなのに、するする入ってゆく~・・・!

・・・はー・・・長いようで、あっという間のようで。
今回も堪能させていただきました。

本来ならここで記念撮影ですが。
全員程よく出来上がっている上に、代行さんが来ているわで、慌しくお開きということに。

やまきの大将&女将さん、御馳走様&ご苦労様でした!
「M子会は一年に一度で・・・」と仰られていたのに、たったの五ヶ月で再開催しちゃってすみません!
次回・・・はあるのでしょうか(汗)

で、M子夫妻とゆかり姉は、代行さんの運転でお山へ。
もちろん他のメンバーは、夜の街に消えていったのでした・・・。

協力:割烹やまき
営業時間 P.M5:00~P.M10:00
定休日 日曜・祝祭日・年末年始・お盆
住所 三重県津市乙部2067
TEL 059-227-6625